2012年01月10日
円安・金利高になる時期
震災直後からいろいろなところで予想していたように2011年は31年ぶりの貿易赤字になった。以前からサービス収支はずっと赤字だから「貿易+サービス」収支は完璧な赤だ。日本は、まぎれもなく「貿易立国」ではなくなった。今まで「円高」を推し進めてきた大きな要因が消え去ったわけだ。
今までも、しつこく申し上げてきたが、日本は過去の「貿易+サービス」の黒字を海外に投資してそのあがり(配当・金利収入という所得収支)で食べてきた国だ。
その所得収支であるが、昨今の世界的金利低下でますます受け取り利息は減っているだろう。これも「ドル売り/円買い圧力」が減じる理由となる。
日経新聞3面でJPモルガン証券のチーフエコノミストは2015年に経常赤字に転落する、とおっしゃっている。クレジット・スイス証券のチーフエコノミストは14年度から経常赤字だという。
「経常赤字になれば、長期金利の急騰か円の急落か、またはその両方が起きる」というのは経済学が教えるところである。
mikeyo01 at 22:43